納豆の秘密!
今回は納豆の秘密と効果についてお話させていただきます。
納豆って、好きな人はかなり好き。
苦手な人は苦手というイメージがあります。
納豆は好きなんだけどな~。
というわけで、体にいいの分かるけど納豆の健康効果って?
って疑問を感じたので、調べてみました。
納豆って、何に良いの?
みなさんご存じ健康食材納豆ですが、よく食卓で見かけるのに健康効果とか食べ方などを知らずに食べてませんか?
納豆に含まれている成分の中で特に重要な成分は『ナットウキナーゼ』という酵素です。
このナットウキナーゼはわかりやすく言うと血液をサラサラにする成分になります。
あの独特のネバネバ成分ですね。
脳梗塞、心筋梗塞、肺血栓、ASOなどが、血液が固まり血栓となったものが血管をふさぐことにより細胞が壊死していくという病気です。
(要は血栓が飛ぶ場所が違うだけです)
ナットウキナーゼはこの一度できてしまった血栓を溶かす作用があります。
生活習慣病でコレステロールや中性脂肪が高い方、糖尿病の方は特にこの血栓ができるリスクが既に高い状態ですので積極的に取っておきたい食材であるのは間違いないでしょう。
さらに、『レシチン』という物質がLDLコレステロールや中性脂肪を下げインスリンを分泌させる働きもありますので、動脈硬化のリスクも下げ、合わせて効果が期待できます。
他には、細胞の成長や再生を促すビタミンB郡、女性ホルモンのバランスを整えるイソフラボン、骨を作るカルシウム、レシチンにも肌荒れ改善効果があり、様々な効果を期待できると言えます。
が、食べ方次第ではその効果が得られないことがあるのです。。。。
実は熱に弱いナットウキナーゼ
納豆をふつうにパックから食べる人なら良いのですが、毎日となると飽きますね。
納豆のアレンジでチャーハン、パスタなどいろんな料理に活用しようと考えるはず。。。
が、納豆は熱に弱いのです。
水分が多い状態では50℃以上になると活性が低下します。
ナットウキナーゼのサラサラ効果を得たいのであれば、常温で食べた時の話です。
健康効果を考えて納豆を食べる場合は、加熱調理は控えたほうが良いかもしれません。
ちなみに、あったかいご飯に乗せても50℃は行きませんので、大丈夫です。
いつ食べる? 食べ方は?
ナットウキナーゼが働きを開始するのは食後4~8時間経ってからと言われています。
それも睡眠中の方が活動が活発になりやすいのです。
なので、夕食に納豆を食べた方がいいということになります。
食べ方にも注意が必要で、食べる30分前には冷蔵庫から出して常温にしておくことです。
これだけで納豆菌の増殖を促し腸内へ届く菌の量が増え、腸内環境を整える効果にもなります。
そして、混ぜる回数も大事です。納豆の効果を引き出すためには粘りがとても大事なのです。
しかも、タレや醤油を先に入れてしまうとポリグルタミン酸が水分と吸着するため混ぜやすくなるのですが、粘りは出にくくなります。
ですので、たれを入れずに混ぜる回数は20回以上がおススメです。
混ぜる方向に関しては同じ向きで大丈夫ですが、途中から逆回しにするとうまみ成分を壊してしまうためおススメしません。
実際に試してみました。
100回程度で白っぽくなります。200回で泡のようなクリーミーな状態になり滑らかな口当たりです。(私は、ここで断念しました)が、正直100回混ぜたら十分な気がします。
注意点は・・・
・加熱調理をしない。(50℃で活動低下、70℃で活動停止)
・胃酸に弱い為空腹時に食べない、ご飯などと一緒に食べる
・卵(卵白の生)と一緒に食べない。
卵白に含まれるアビシンと言う成分が納豆の効果を下げる
・ワーファリンを飲まれている方は禁止です
(ビタミンKが、ワルファリンの効果を弱めてしまうためです。かかりつけ医、薬剤師に相談してください)
食べ合わせで効果UP
納豆とキムチ
お互い発酵食品の納豆とキムチ。
納豆にはオリゴ糖が含まれていますので相乗効果になる食べ合わせと言えます。
匂いや味にクセはあるのですが、とてもおいしいと思いますのでお試しください。
納豆と卵黄(もしくは温泉卵)
卵黄のみ入れるとこれまた美味しいです。
白身もお菓子作りや料理にいくらでも応用できますのでぜひお試しください。
納豆とネギ
これも定番ですがネギを入れるとビタミンB1の吸収を促進しますので疲労回復効果が期待できます。
また、血栓予防効果を助ける作用がありますので合わせて相乗効果が期待できます。
他にもたくさんありますので、たくさんアレンジができるかと思います。
興味がありましたら、調べてみては?
まとめ
スーパーフード納豆。
健康にいいとはわかっていますが調べてみると本当にすごい効果がありますね。
ぜひ、毎日の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
以上、納豆の秘密と効能についてお届けいたしました!