子どもをもっと速く走らせたい!
今回は、
子どもの足を速くする方法について解説します。
特に短距離(主に100m)の足の速さを
早くする方法について解説しますね。
1、筋力をつけよう
①もも上げダッシュトレーニング
サッカー部や陸上部の練習だと
当たり前に行うトレーニングなのですが、
野球部やハンドボール部だと、
あまり行っていないトレーニング法です。
最初に10~20回、
太ももを高く上げる足踏みをします。
そのあと30mほどのダッシュをします。
ももを高く上げた後にダッシュをすることで、
足を引き上げる筋力が付きます。
②両足ジャンプダッシュトレーニング
その場で10~20回両足ジャンプをします。
この時できる限り太ももを胸に引き付けるように、
ジャンプをします。そのあと30mほどの短いダッシュをします。
中学生だと10回飛ぶだけでも、
かなりきついと思いますが、
10回飛んだあとでダッシュをすることで、
瞬発力が付きます。
③坂道ダッシュトレーニング
最後は坂道ダッシュです。
近所に地下道や坂がないとできないのですが、
坂道を30mから50mほどダッシュする
というトレーニングです。
平坦な場所を走るよりも、
もも裏の筋肉を鍛えることができます。
これら3つのトレーニングは、
足を速くするための筋力や瞬発力を
高めることができるのでおすすめです。
2、フォームを改善しよう
次に、
速く走るためには、
フォームがとにかく重要です。
足が速い子は必ずと言ってよいほど、
次の2つのことを意識して走っています。
一方足が遅い子は、
フォームがかなり汚いです。
ここを直すだけですぐに足が速くなります。
①ひじは直角に曲げる
競歩という競技を知っていますか?
早歩きのスピードを競う競技なのですが、
この競技の選手が最も意識しているのが、
ひじの角度です。
疲れてくるとどうしても伸びてしまうからです。
走るときも同じでひじは必ず直角に曲げるように
意識をしましょう。
②前傾姿勢で胸を張る
足が遅い子の特徴に猫背があります。
一方足が速い子は胸を張って走ります。
またスタート直後はとにかく前傾姿勢になり、
空気抵抗を極限まで抑えたほうが速くなります。
胸を張ることを意識した結果、
あごが上がってしまうと良くないので、
あごを引くことも意識するようにしてください。
これら2つの特徴を意識したフォームにすれば、
1日で足は速くなります。
ただ自分一人だとフォームの改善はできないので、
必ず誰か第三者にチェックしてもらいましょう。
学校の先生でも友達でも親でも良いので、
走っている姿をチェックしてもらい、
上記の2つのポイントが守れているか確認しましょう。
3、体が柔らかくなると足が速くなる
足が遅い子のフォームをチェックするとわかるのですが、
体が硬い子ほどフォームが汚いです。
本来ならしっかり伸ばさないといけないところまで、
脚や手が伸びないためフォームが崩れるからです。
つまり体が柔らかくなるとフォームが綺麗になります。
すると足も早くなるわけです。もしあなたが体が硬いなら、
一度こちらのページを見ながら柔軟性もUPさせましょう。
結果的に足も速くなりますよ!
最後に現在は科学技術が進化して、
月星のスーパースターやアシックスのTIGONレーザービームなど
履くだけで足が速くなる靴も売っています。
こういったものを利用するもの一つの方法です。
以上、子どもの足を速くする方法でした。